日本は「自己責任」を求める世界一残忍で冷酷な国という事実。

これは、現代日本人の「ありのままの声」です。
「日本人の冷たさは世界トップクラス」
「困ってるのは努力不足のせい」
とにかく、日本人は世界でも群を抜いて人助けをしない民族であるという裏付けです。さらに、こんな発言も聞かれます。
「知らない人に声掛けたら不審者扱いされるもんな。最近は見て見ぬふりするようになったわ。以前は他人に善行するのは気持ちよかったから進んで声掛けてたわ」
「これはガチ。俺が気分悪くなって倒れて動けなくて通行人に助けを求めたけどみんな素通りで、介抱してくれたのは外国人のコンビニ店員だった」
「日本は自己責任の国だからな。困ってるのはそいつの努力が足りないせい」
これを聞いて目を覆いたくなりますが、これが「ありのままの日本人の声」なのです。
ここ最近の日本では「自己責任論」が度々議論されており、かつての一億総中流と呼ばれた時代は遠くなり、格差は固定され階級社会化したと唱える社会学者も存在するほどです。
自分がいつアンダークラスになるか分からない、余裕のない社会で、他人を助けようという気持ちが起きにくくなっていると見ることもできます。
さらに、それを裏付けるデータがあります。これは、「社会的援助の国際比較」のグラフです。

社会的援助の国際比較
社会的援助の国際比較

調査対象国の中でも、OECDの加盟・非加盟に関係なく日本が最低であることが分かります。
そして、これは、「日本は世界一「自己責任」を要求する国である」のグラフです。

日本は世界一「自己責任」を要求する国である
日本は世界一「自己責任」を要求する国である

もうお分かりのように、公助(行政)・互助・共助を忌み嫌う日本人の特性が現れていると言って過言では無いでしょう。それが、政府の体質に現れているのは、どう考えても明白なのです。その結果が、持てる人は一層富んでいき、無い人はひもじく生きるしか無くなるという、階級社会になるわけです。

これは、「思っている」とか「感じている」とかいう生易しく甘ったるい事ではありません。断言しても言い過ぎない、むしろ言い足りない程の事なのです。これこそが「事実」であり「現実」であり「真実」「真理」なのです。良いとか悪いとかの問題ではなく、これ以外に語りようが無く、疑う余地の全く無い「黄金則」に他ならないのです。