これを書くと、恋愛経験があるのかと言われそうですが、ハッキリ言ってそんなことはありません。
ただ、これが事実であることを知ってほしいから語っているに過ぎないのです。かく言う私は、恋愛について聞かれても、それは聞く事自体が間違っている、というものです。聞くなんて、失礼無いし残酷というものです。
まずは、交際について語りましょう。そもそも交際というのは、本来ならお互いの妥協によってなされることであります。しかし、現在はどうでしょうか。相手への配慮を一切無視して、一方的な主張で人格否定していることが普通に起こっています。悪いですが、人格否定するなら、付き合うことはありません。
それに、モテない人は努力していないと言いますが、モテモテの男の努力は何ぼのものでしょうか。まず、彼らの言う「努力」なんて全くアテになりません。なぜなら、労せずして成就させている事が定説で、本当に努力して恋愛を成就させているのは、万人億人いて1人ぐらいなのです。
みなさんは、「メラビアンの法則」をご存知ですか。「メラビアンの法則」とは、初対面の人物を認識する割合を示す、事実に基づく理論です。「見た目/表情/しぐさ/視線等」の視覚情報が55%、「声の質/話す速さ/声の大きさ/口調等」の聴覚情報が38%、「言葉そのものの意味/話の内容等」の言語情報が7%と言われております。これは、ビジネスの場や社交の場はもちろんですが、恋愛に関しても当てはまります。
その根拠は、付き合うかどうかを、第一印象で決めている事にあります。自分磨きのために姿勢や素養を高めて中身を良くしても、外観が高い水準でないと断られるないし相手にされません。おまけに今や二極化しており、イケメンだったらアプローチやアタックをしなくても声をかけられますし、そうでない男は必死にアプローチやアタックをしても必ず玉砕します。ある女性は「声をかける男のほとんどがダメ男ですね」と言っております。まさに、真っ当なことではありませんか。
さらに言うなら、イケメンに見られると笑顔で応えるのに、そうでない男に見られると「キモい」「ウザい」「セクハラ」「ストーカー」と罵詈雑言を浴びせます。仮に声がかかる事があっても、勧誘か冷やかしかオカマぐらいです。
これは、「思っている」とか「感じている」とかいう生易しく甘ったるい事ではありません。断言しても言い過ぎない、むしろ言い足りない程の事なのです。これこそが「事実」であり「現実」であり「真実」「真理」なのです。良いとか悪いとかの問題ではなく、これ以外に語りようが無く、疑う余地の全く無い「黄金則」に他ならないのです。